大阪と京都間を快適に移動できる、京阪電鉄のプレミアムカーをご存知ですか?
〖京阪電車のプレミアムカー〗
京阪電車のプレミアムカーは、大阪·淀屋橋と京都·出町柳を結ぶ
特急列車に連結されている有料指定席の車両です。
京阪特急には特徴的な8000系(オレンジ)と3000系(青)がありますが、
プレミアムカーがあるのは8000系です。
8000系でもプレミアムカーになっているのは6号車だけで、
京都方から6両目、大阪方から3両目にプレミアムカーが連結されています。
車内に入ると、金屏風のようなエントランスに、
3つ星を戴いた伝統の鳩マークが描かれています。
普通の特別特急と違う点では、プレミアムカー専属アテンダントが
1名乗務している所と、車椅子スペースを完備している所です。
車内は枯山水の庭をイメージさせるじゅうたんの模様に、
落ち着いた空間を演出されています。
プレミアムカーのシートは、座席は1列+2列からなる3列シートです。
座席を回転させて使えば4人席としても使用できます。
座面はブラックのモケットシートで足下はゆったりしており、
長時間座っていても疲れないような上質な座り心地です。
座席にはPCを広げても余裕がある、大きめのテーブルが付いていています。
ひじ掛けの先端にはAC100Vのコンセトが全席に設置されており、
PCを使った作業なども楽にこなせそうです。
車内ではKEIHAN FREE Wi-Fiを無料で利用できる所もうれしい所です。
荷物棚の上にあるnanoe(ナノイー)発生装置が室内の空気を浄化してくれる所も
インフルエンザが流行する季節にはありがたい設備です。
また、2020年度に3000系の新車両を導入する予定があります。
運転本数を拡大し、昼間時の全ての特急列車で乗車可能になり、
今以上に利用しやすくなると思います。
〖プレミアムカーの停車駅と乗り方〗
京阪電車のプレミアムカーは、日中に毎時4本運行している特急列車で、
特急電車の停車駅は淀屋橋、北浜、天満橋、淀屋橋、枚方市、樟葉、中書島、丹波橋、七条、祇園四条、三条、出町柳です。
京阪プレミアムカーが連結されているかを知る方法は、1つめは時刻表です。
駅で配布されている時刻表、駅のホームや改札などで掲示されている時刻表があります。
2つめは、ホームにある発車案内です。
プレミアムカーの混雑状況は、前日までの事前予約で満席になることは少ないようで、出発直前になって予約が埋まっていきます。
京阪プレミアムカーの運行頻度は1時間に最大4本で、
おおよそ10分~20分に1本という割合で運行されています。
〖プレミアムカーの乗車料金〗
プレミアムカーの乗車料金は、「通常料金+400〜500円」です。
大阪市内の各駅→枚方市、樟葉(くずは)、京都市内の各駅→樟葉、枚方市までの区間で料金は400円。
大阪市内の各駅→京都市内の各駅まで利用する場合の料金は500円。
プラス料金はかかりますが、500円で大阪、京都間を
座って快適に移動できるのは魅力的です。
〖プレミアムカーの切符の買い方〗
きっぷの購入方法は、窓口·ネット予約·車内購入の3種類です。
プレミアムカーはネット予約もでき、支払方法はクレジットカードとなります。
ネット予約を利用するには、プレミアムカークラブという専用サイトに会員登録が必要です。
プレミアムカー券の購入期間はインターネット·駅窓口共通で、
乗車日の14日前の午前10時から発売され、購入期限は列車出発の
3分前までになります。
どうしてもインターネット予約·駅窓口で買えなかった場合は
最終の手段として車内で買うこともできます。
しかし、プレミアムカーは人気があり満席になることも多いので
車内で買えない場合もあるようです。
連休での行楽や座席に座りたいという日は、
前日までの予約でのプレミアムカー券の購入をおすすめします。
〖京阪電車で楽しむ京都旅行〗
京阪電車でのおすすめ観光スポットは鴨川周辺です。
京阪電車は鴨川と平行に走っていて、鴨川周辺は京都観光には欠かせない所で、春の桜並木、夏が近づくと川床が出てさらに風情豊さなど、
四季折々に見せる美しい自然の顔と冬になると越冬するためのユリカモメの姿は何とも言えない風情があると思います。
京の食材やお土産ものなら、四条河原町駅の西にある錦市場です。
東西400メートルに、100件以上のお店が並んでいて、京都市内の料理店や旅館のプロ御用達の食材もあれば、
漬物やお惣菜など京都ならではの食のお土産はここで探す事をおすすめします。
まとめ
京阪電車のプレミアムカーは、京阪電車が満を持して登場させた有料指定席車です。
豪華さを感じさせる外観に、居心地·使い易さ·細かなサービスで
くつろぎながら大阪~京都間を移動することができます。
京都旅行は大都会では感じられないものがたくさん発見できると思います。
京都旅行では一部しか紹介できませんでしたが、
国宝を一つとっても奥の深さを感じさせるはずです。
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