格安航空会社として世界中から注目を集まている
ジェットスター航空のキャンセルや保証に関してご紹介します。
新型肺炎で国内外の搭乗をためらう人も多い中、
格安航空会社の筆頭であるジェットスター航空は
どのような対応をとっているのでしょうか?
細部にわたるまでご紹介いたします。
新型肺炎でキャンセル多発!?格安航空会社の対応は?
ここ最近、中国での新型肺炎の騒動でかなりの痛手を負っている航空業界。
格安航空会社のジェットスター航空でもその対策が取られています。
今年1月29日、日本国内で新型のコロナウイルスへの
感染が確認された患者と一緒に行動していた
中国人の団体旅行客に対し、ジェットスター・ジャパンが
搭乗の自粛を求め、客側も応じていたことが分かりました。
ジェットスター・ジャパンなどによりますと、
新型のコロナウイルスへの感染が確認された男性と
一緒に行動していた中国人の団体旅行客23人が、
成田空港から関西空港に向かう便を利用する予定だという情報が、
27日千葉県から成田空港会社に寄せられました。
団体旅行客の中には、発熱の症状を訴える人もいたということで、
ジェットスターは、旅行会社を通じて搭乗の自粛を求め、
団体客側も応じたということです。
搭乗の自粛は社内の約款に基づいて要請したということで、
ジェットスター・ジャパンは「感染のおそれを完全に排除できないため、
ほかの乗客への影響を考えてやむをえず、こうした対応をとった」と話しています。
片道880円!?驚異のスーパーセール
そんな搭乗自粛要請を行う中、ジェットスター・ジャパンでは
国内線において破格の値段でのスーパーセールを実施しました。
ジェットスター・ジャパンは、国内線を対象に
「Super Star Sale“はっはっはー”スペシャル」を、
1月30日午後6時から2月3日午後6時まで開催しました。
搭乗期間は2月12日から7月9日まで。
3月18日から31日までと、4月24日から5月11日までは
設定対象外となります。
その他にも除外日や除外便が設定されている場合があります。
国内線各路線に設定があり、12路線が片道888円で設定されています。
支払手数料や旅客施設使用料は別途必要となりますが、
東京成田から熊本や鹿児島などを含む7空港への片道が
888円など、注目を集めています。
キャンセルや搭乗便の変更は?
ただし、いくら安くても急な予定なキャンセルや搭乗便の変更などで
多額のキャンセル料や手数料を取られないのか心配なところです。
そこで、ジェットスターを利用時のキャンセルの仕方や、
その際の料金などに関してご紹介します。
「Starter」は日時を変更するときに手数料が必要
基本運賃である「Starter」では、変更時に手数料が掛かります。
ホームページで変更する場合は3,240円、
コールセンターで変更する場合は4,320円の手数料が必要です。
もちろん変更先の運賃が元の運賃よりも高い場合、
差額を支払わなければなりません。
ただし変更先の運賃の方が安い場合でも、差額は返還されません。
「Starter Plus」と「Starter Max」は無料で日時を変更可
基本運賃に割増料金を支払った「Starter Plus」と「Starter Max」なら、
他のフライトに無料で変更することができます。
「Starter」の場合と同様に、変更先の運賃の方が高い場合は
差額が必要で、安い場合も返金はありません。
搭乗者名を変更したい場合
搭乗者名の変更は、「Starter」では4,320円の手数料が必要ですが、
「Starter Plus」と「Starter Max」の運賃タイプでは無料です。
もしどうしても自分の都合が合わなくなった場合、
知人に航空券を譲ることもできます。
搭乗者名の変更をする場合はコールセンターで受付できます。
それ以外の方法では受付されません。
また往復便の復路や往路のみの搭乗者名の変更はできません。
出発地・到着地を変更したい場合
出発地・到着地の変更は「Starter Max」のみで可能です。
手数料は不要ですが、差額分の支払いは必要です。
様々な変更の可能性がある場合は、このタイプでの予約が無難ですが、
基本運賃に比べてかなり割高に設定されています。
また、これらの変更は、「Starter」と「Starter Plus」では
チェックイン手続き開始時刻の2時間前まで、
「Starter Max」では当日中ならいつでも可能になります。
フライトを取り消す場合
通常の運賃タイプでは航空券をキャンセルする場合、
支払い済みの料金は返金されないので注意が必要です。
フライトの変更は「Starter Plus」と「Starter Max」では
無料で出来ますが、キャンセル時の払い戻しは「Starter Max」でのみ、
3,090円の手数料を支払えば可能です。
ウェブサイト・コールセンター・空港カウンターで
手続きを行え、すぐにキャンセルできます。
複数件の予約であったとしても、一人のみでのキャンセルも可能になります。
その他の運賃タイプで予約している場合は、
何も手続きをする必要はありません。
そのまま放置すれば自動的にキャンセルされます。
なお、フライト欠航時にキャンセルする場合は、
いずれの運賃タイプでも手数料なしで返金を受けられます。
まとめ
今回は格安航空のジェットスター航空に関してご紹介しました。
新型肺炎や夏のオリンピックなど、これから格安航空の需要が増える中、
その時の利用の詳細に関しての確認も必要です。
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