2020年1月1日(水)17時55分からテレビ東京で放送される
「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」で岡崎城が舞台として登場します。
愛知県にある岡崎城には、ロンドンブーツ1号2号の田村淳さん、
ココリコ田中直樹さん、高嶋正伸さん、的場浩司さん、
大家志津香さん、鈴木奈々さんが駆けつけて、池の水を全部抜きます。
岡崎城の池の水をぜんぶ抜いたら、どんなお宝がでてくるのか楽しみですよね。
「池の水ぜんぶ抜く大作戦」と岡崎城について、
ロケ日と過去のお宝についてご紹介します。
池の水ぜんぶ抜く大作戦とは?
「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」は、
2017年からテレビ東京の「日曜ビッグバラエティ」枠で
不定期に放送されました。
特別番組として見たことがある人が多いでしょう。
2018年4月22日からは月に1回のペースで、
日曜日19:54~21:54に放送されています。
番組のコンセプトは
「危険生物に悩まされる近隣住民のSOSに出動し、
池の水を全部抜き、何が潜んでいるかを大調査する」です。
手順は、排水装置を使い、池の水を下水道や接続している
農業用水に流し、魚や生物を動けなくします。
そして、外来種の動物や、
特定外来生物を捕獲し駆除します。(一部は施設へ引き取りを行う)
数日から数ヶ月してから、綺麗な水を入れて完了します。
岡崎城とは?
岡崎城とは、三河国岡崎藩
(現在:愛知県岡崎市康生町)にあった城です。
徳川家康が生まれた城でもあります。
別名を「龍城」といいます。
建築された年は、室町時代の亭徳元年(1452年)です。
(亭徳4年説もあります)
築城主は、西郷稠頼・頼嗣です。
戦国時代から、安土桃山時代には、松平氏の持ち城でした。
江戸時代には、岡崎藩の藩庁でした。
岡崎城は、菅生川と矢作川が合流する所にある
龍頭山という丘陵に作られています。
元は、防御として築城されたものであり、
竜燈山城(りゅうとうざんじょう)と呼ばれていました。
それを松平清康が西郷信貞から奪い、
改修し拡張整備した城が岡崎城です。
1542年(天文11年)に、岡崎城で
竹千代(後の徳川家康)が生まれました。
その後、山田景隆、三浦義保、糟谷備前、松平元康、
松平信康、石川数正、本多重次らが城代となりました。
1590年(天正18年)には、豊臣家臣である田中吉政が、
城を拡張し、石垣や城壁を使用した近世城郭にしました。
そして、岡崎の郊外にあった東海道を岡崎城下町の中心に
通るようにして、「岡崎の二十七曲がり」といわれる
クランク場の道を作り、現在の岡崎城の原型を造りました。
1617年(元和3年)に、3重の天守が完成しました。
1873年(明治6年)に廃城令により、天守以下の建物が撤去されました。
1955年に、岡崎市観光協会の創立総会で、岡崎方再建運動の推進が決定しました。
1959年(昭和34年)に、鉄筋コンクリート造で、天守が再建されました。
1959年3月30日に完工式が行われ、4月5日に一般公開されました。
ロケ日は?
岡崎城の「池の水をぜんぶ抜く大作戦」のロケ日は、
ツイッターによると2019年12月22日です。
ツイッターによると、ロケ現場に遭遇した人もいるようです。
写真を見ると、ロケの撮影を見学している人もいたようです。
池の水ぜんぶ抜くロケ翌日、本日の岡崎城龍城堀。今日は片付け作業をしていて、堀には少し水が入った状態でした。水嵩が低いのもあって底がハッキリと確認できます。どのような文化財的価値のものが発見されたか放送が楽しみです。#池の水ぜんぶ抜く #岡崎城 #龍城堀 #岡崎市 pic.twitter.com/Y2iByyKzPV
— mkw (@mkw_ok) 2019年12月23日
過去の実績
「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」の、
過去に発見されたお宝の実績をご紹介します。
2019年12月1日に放送された
「超!超!超!緊急SOS“池の水ぜんぶ抜く
” 恐怖!日本の危険生物ぜーーんぶ出た出た!
全21320匹捕獲の瞬間 史上最大プロジェクト」
では、2万1320匹の外来種を捕獲しています。
別の放送では、利根川の下流域である
茨城県潮来市からもSOSがありました。
水に囲まれた水郷地帯で、水路は大切なものであったが、
外来種と不法投棄のゴミで酷い状態だったそうです。
ここでは「ブルーギル」「コウライギギ」など、
特定外来生物が6種、それぞれ何百・何千という数が捕獲されました。
「ダントウボウ」、「ライギョ」、「ハクレン」なども発見されました。
沖縄が舞台の放送回では、なまずが大量に見つかりました。
大阪では、1万2000匹を超える外来種と、銃が発見されました。
専門用語を使うと、「かいぼり」
池の水をすべて抜くことを「かいぼり」といいます。
「かいぼり」は、ため池の伝統的な管理手法の一つです。
農閑期にため池の水を抜き、底に貯まった泥を除き、
護岸の点検や補修を行います。
池の水質改善や、外来生物駆除の方法としても注目されています。
「かいぼり」をした結果、井の頭池で絶滅危惧種の
「イノカシラフラスコモ」の生育が60年ぶりに確認された例があります。
まとめ
1月1日に放送される「池の水をぜんぶ抜く」では、
どんな生物やお宝がでてくるのか楽しみですよね。
岡崎城では、キャストと、スタッフ、市長と
市民50人が一丸となって綺麗にしたそうです。
歴史のある岡崎城の池からは、
どんな魚がでてくるか想像もできませんが、
期待したいですね。
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